チャーリー・ブラウン

読者はみな、ツキのないチャーリー・ブラウンをまるで自分みたいだ!と思うことだろう。

彼がパレードや野球の試合に出ると、必ず雨が降る。些細なことをいつも心配する彼にとって

人生そのものが、雨模様といった具合。

人生の意味をいつも真剣に考えているのに、友達には"石頭"と呼ばれてしまう。

格好なジョークの的にされては、すぐに落ち込んでしまう彼だが、

自分からはめったに人を傷つけるような発言はしない。

トレードマークのジグザグ模様のシャツを着て、ポケットに両手を突っ込み、

ルーシーの精神分析スタンドにうなだれて歩ていく、チャーリー・ブラウンの姿は

遠くからでもよく目立つ。彼は思いやりがあり、気さくで、礼儀正しい。

彼は野球の試合に勝てない、赤毛の女の子に想いが通じない。

ルーシーが持っているフットボールも蹴れないし、凧揚げが下手なのもお見通しだ。

けれど、みんながチャーリー・ブラウンを愛している。

友達は彼を優柔不断と呼ぶが、彼は常に逆境に打ち勝つ勇気を持っているのだ。